瀬谷区役所がこのほど、相鉄沿線の保土ケ谷区・旭区・泉区と連携し、子育て世代などが利用する地域密着型のSNSアプリ「ピアッザ」内にエリアページを立ち上げた。区民のコミュニケーションを促進させ、沿線の魅力向上や地域活性化につなげる。
区政推進課によると、4区は2019年の相鉄・JR直通線の開業をきっかけに、沿線の魅力向上を図る事業を検討してきた。また、新型コロナウイルス感染症の拡大によって人々の集まる機会が減っていることから、インターネットを通じて交流してもらおうと、ピアッザを活用することに。アプリを運営するPIAZZA(株)(東京都)と2月19日、連携協定を結んだ。
ピアッザは、身近なイベントや不用品の譲り合い、子育ての相談といった情報を交換できるSNSアプリ。エリアごとにページが設けられており、4区の場合は「保土ケ谷区」「旭区」「泉区・瀬谷区」に分けられている。「ママ交流会」「おすすめランチ」などのグループもあり、特定の人同士で交流できるようになっている。
子育て世代にPR
区がピアッザを活用する背景には、若い人に街をPRしたい狙いがある。区では人口減少が進み、特に20代〜40代前半の減少率が大きい。子育てファミリーが主な利用層というピアッザを通じ、人口流入や定住促進を進める考えだ。
「特に若い世代には身近なイベントや日常の暮らしの情報を交換することで、『瀬谷の魅力』をあらためて実感してもらえれば」と同課職員。公共施設でのチラシ配布などで区民に登録と利用を呼びかけるとともに、エリアページで行政情報も発信していく考えだ。
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