岩崎農園(竹村町)の岩崎良一さんが生産した小麦を使った缶ビール「横浜ウィート」(販売/(株)横浜ビール)が7月5日から発売されている。2016年からレギュラー販売されている「瀬谷の小麦ビール」と同じ製造方法で、瓶から缶へと形を変えて新たに登場した。
農業に取り組み18年目を迎える岩崎さん。現在は約15種類の野菜を栽培し、市場などに卸している。小麦は昨年11月に種をまき、今年6月に750kgを収穫。今年は春先が寒かったことから例年に比べて収穫量は少なかったという。収穫後は乾燥機で小麦の水分量を調整。細かいごみなどを取り除き、紙袋に詰めて出荷している。
今後は収穫量をさらに増やすべく、畑の面積拡大も視野に入れているという。岩崎さんは「缶になったことでより買いやすくなったと思います」とし、「新型コロナの影響で家で過ごす方も多い。ぜひご自宅で横浜ウィートを楽しんでほしい」と語った。
横浜ウィートは、横浜ビール直営店「驛(うまや)の食卓」や「驛カフェ」、横浜ビール通販サイトほか、横浜市内一部のファミリーマートやセブンイレブンで販売されている。容量350ミリリットル。店頭希望小売価格350円(税込)。
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