相模鉄道(株)(横浜市西区)はこのほど、シェアサイクルを手掛けるシナネンモビリティPLUS(株)(東京都)と連携し、自転車をレンタルできるサービス「ダイチャリ」の駐輪場を瀬谷駅と三ツ境駅を含む沿線4駅に設置した。相鉄線の駅では初の導入という。
15分70円で利用
「ダイチャリ」は、モビリティPLUSが1都3県や大阪府で展開しているシェアサイクルサービス。Open Street(株)(東京都)の手がけるアプリ「HELLO CYCLING」をダウンロードして利用することで、近場にある自転車の検索から予約、料金の支払いをスマートフォンで行える点が特徴だ。
料金は15分あたり70円、12時間まで1000円。自転車の返却は、「HELLO CYCLING」のロゴがある駐輪場(ステーション)であれば、どこでも可能となっており、区内では一部のコンビニエンスストアなどにもステーションが設置されている。
沿線の利便性向上へ
相鉄線でステーションが設置されたのは瀬谷駅(北口と南口に計20台)と三ツ境駅(タクシー乗り場前に8台)、保土ケ谷区の上星川駅(9台)と西谷駅(同)。電動アシストがついているため、起伏のある場所も移動しやすいという。
相模鉄道ではダイチャリのステーションを設置し、沿線利用者の利便性向上を図る考え。また、自転車の活用を促すことで、環境への負荷軽減などSDGs(持続可能な開発目標)も推進する。
同社の担当者は「電動自転車であるためアップダウンも気にせずサイクリングが楽しめるので、機会があればぜひご利用ください」とコメント。また、「相鉄線をご利用のお客様の利便性向上と増収を図るべく、更なる設置場所の検討を進めていきたいと考えています」としている。
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