コンクリートミキサー車で消火用水を輸送する訓練が9月4日に瀬谷第二小学校などで開催された。関係者らはミキサー車への水の積載から、放水まで一連の流れを確認した。
今回の訓練は、瀬谷消防署と溝口瀬谷レミコン(株)の瀬谷レミコン工場(北町)が2017年に締結した災害支援協定に基づくもの。協定では大規模地震によって区内各地で大火が発生した場合などに、大量の消火用水を確保・輸送するため、境川などの河川から取水した水をコンクリートミキサー車を活用して、消火活動先に届けることになっている。
4日は同署にある消火栓からミキサー車に水を積載し、防災拠点訓練が行われている瀬谷第二小に輸送。ミキサー車から専用の水槽に移し替えられた水を使って、瀬谷消防団第2分団が放水活動を行った。
同署の警防課職員は「ミキサー車の取り扱い方法を含めて、(瀬谷レミコンとの)互いの相互理解と連携を深めることができた」とコメント。また、訓練の様子を防災拠点運営委員などが見学していたことで、住民らへの周知・啓発にもつながったと手ごたえを感じていた。
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