硬式野球チーム「瀬谷リトルリーグ」(阿部裕史監督)が、「JA共済杯2023全国選抜リトルリーグ野球大会」に出場。初戦で昨秋の全国選抜準優勝の愛媛中央を破るなど快進撃を見せて、全国3位に輝いた。
同大会は8月25日から27日にかけて福岡県で開かれた。トーナメント制で、強豪16チームが参加。瀬谷リトルは7月の県大会を制覇し、10年ぶり7回目となる出場を決めていた。
優勝には2日間で4試合を戦う必要があり、ピッチャーの投球制限も設けられているため総合力が問われる同大会。阿部監督が「大きな山場」と表現したのが初戦の愛媛中央戦だ。瀬谷リトルは制球力に優れた篠田琳太選手(中学1年)が公式戦初先発。初回のノーアウト満塁というピンチを切り抜けると、2回目以降は安定したピッチングを見せて、被安打5本で完封した。攻撃では4回に栗原迅選手(同)のタイムリーヒットで1点を挙げると、そのまま1対0で逃げ切った。
長崎(北)と対戦した2回戦は平野奏選手(同)が先発して1失点と好投。5回に4番・滝川翔太選手(同)の2ランホームランなどもあり、4得点を挙げて勝利した。城北との準決勝は序盤から得点を重ねてリードを広げるも、5回と最終6回に猛攻を受けて6対7で敗れた。
全国3位という結果に阿部監督は「一人一人が自分たちの仕事をしっかりとこなしてくれた」と選手たちの奮闘を称える。チームをまとめた小林隼英(はやぶさ)キャプテン(同)は「優勝を目指していたので悔しい気持ちもあります」としながらも、「全国3位は胸を張って良い結果だと思います」と喜んだ。また、中学1年生は今大会でリトルを引退。「悔いのない全力のプレーをすることが出来ました」と大会を振り返った。
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