昨年4月に開校した横浜瀬谷高校(小林幸宏校長)の校歌「輝く未来へ」が12月22日の終業式で披露された。作詞・作曲はシンガーソングライターの佐藤嘉風さん。
瀬谷高校と瀬谷西高校の再編・統合で誕生した横浜瀬谷高。旧瀬谷高の校舎・敷地で開校し、今は939人が通う。
佐藤さんは横浜や湘南エリアを拠点に活動している。乃木坂46やYUKIなどさまざまなアーティストに楽曲を提供、2019年の紅白歌合戦で披露された「AI美空ひばり」の新曲「あれから」(作詞/秋元康さん)を作曲した。横浜栄高校の校歌も手がけていたことから、横浜瀬谷高では佐藤さんに作詞・作曲を依頼したという。
佐藤さんは創作にあたり学校を訪れて生徒たちと話を重ねたほか、旧瀬谷西高の校舎にも足を運んだ。生徒たちからは校歌に残したいメッセージなども寄せられた。
「輝く未来へ」はタイトルのように明るく爽やかな曲調。歌詞には、中庭にあり半世紀近い歴史を持つ「金木犀」をはじめとして、瀬谷高時代からの文化祭の象徴という「虹」、校舎近くの「瀬谷の森」など同校ならではの内容が随所に盛り込まれている。
終業式には佐藤さんが来校し、生徒たちと校歌を歌った。「この曲が皆の学校生活の思い出の中に輝くと嬉しい」と佐藤さん。生徒会長の内山晄希さん(2年)は「横浜瀬谷高校を象徴する素晴らしい校歌をこの先もずっと受け継いでいきましょう」と呼びかけた。
校歌は横浜瀬谷高ホームページで視聴できる。
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