意見広告・議会報告
横浜市会議員ふもと理恵の「あすの泉区を想う」【5】 市政報告 長期にわたる総合的な震災対策を ―放射線への不安解消のために―
第2回市会定例会が終了しました。東日本大震災の被害対策や横浜市の経済活動の低迷脱却、市民生活の不安解消のために、16事業、64億6900万円の震災対策事業費を含んだ補正予算が成立しました。そして横浜市は『「くらし・経済」震災対策本部』を立ち上げ、「被災者・地支援対策」、「防災対策」、「経済対策」、「市民生活対策」の4分野で全庁的な取り組みをこれからも進めていくとしています。
その一つが放射線測定機器の整備(1500万円)です。現在横浜市は、環境科学研究所(磯子)の屋上で測定器を設置し、大気中のγ(ガンマ)線量を測定しているだけですので、放射線物質の影響に対する不安を払拭するため、地表近くの大気(空間線量)と給食食材についてサンプル調査を行っております。機材整備の7月までは、委託等により可能な範囲での実施となります。
7月からは測定機器を衛生研究所(磯子)と中央卸売市場(本場、南部、食肉)に整備し、市内産の農水畜産物や市場に流通する食品の安全性を確認し市民に周知することができるようになります。放射線は目に見えないものだけに不安がつのり、風評被害をも生んでしまいます。しっかりとした情報を公開することが対策を含めた安全・安心につながると思います。
私は、3月と4月に北茨木市を訪れ被災の状況と復興の道のりの険しさを知ることができました。これらを通して学んだことを議会活動に反映してまいります。
■健康福祉局・病院経営常任委員会 ■横浜まちづくり特別委員会副委員長
【電話】・【FAX】801・8739
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