1892(明治25)年5月17日に鎌倉郡中和田村立尋常高等中和田小学校として産声を上げた中和田小学校(和泉町3721・保科泉校長)が本日、創立120周年を迎える。
中和田村に120年前あった中田、和泉、飯田の3学校を統合し、中和田村和泉地蔵原3628〜63番地に誕生。中和田学校を改称した尋常高等小学校で、茅葺き平屋建ての新校舎が建設された。
関東大震災で校舎が倒れるなどの被害を受けたため、修理が終わるまで須賀神社後方等の林で授業が行われたことがあった。修理完了後も、教室不足による改築が必要となり1926(大正15)年、地蔵原から現在の地に移転。地域住民の勤労奉仕もあり、約6千坪の敷地に約1200坪の校舎が新築された。現存する校舎は1969(昭和44)年に完成、増築を重ね現在に至る。
本校 VS 分校?
かつて、飯田北小は中和田小の北分校、中和田南小は同南分校で、中田方面の東分校も設けられた。1〜4年生は分校、5・6年生は本校で学び、分校の児童は砂利道を長距離歩くので通学に長時間を要した。
校内では当時、「本校(分校)に負けるな」とハッパをかけられ、勉学に励んだという。「分校から来る(本校の)生徒は頭が良い」、「すごい勉強家がいる」と噂になり、教員も意識していたのではと振り返る卒業生の声も多い。
清水隆男さん(泉ヶ丘幼稚園理事長)は「先生も必死だったと思う。本校の児童は1・2年生の遠足で分校に行って弁当を食べた」と当時のことを語った。
記念植樹など
120周年を祝し、昨年6月には航空写真を撮影。絵柄は児童が応募した作品の複数を組み合わせた。
創立100周年に建てられた「はばたきの塔」前では2月13日、120周年記念植樹式が行われた。今年3月の卒業生が計画、運営、進行を行ったもので「のむらもみじ」が植樹された。
同窓会からは、ますみ池の循環器が寄贈された。水がきれいになり、コイやフナが元気に泳いでいる。
記念式典は児童向けが18日(金)、同校関係者向けは19日(土)に開催される。
※参考資料/『いずみ いまむかし 泉区小史』(泉区小史発行委員会)
![]() 大正15年新築時の校舎(『いずみいまむかし』より)
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![]() 昨年6月7日に撮影された航空写真。絵柄は児童の作品の複数を組み合わせたもの
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