中和田中ソフトテニス 工藤君が全国準V 初出場で快挙
三重県伊勢市で3月26日〜28日に行われた第25回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会の男子シングルスで、中和田中学校3年の工藤雄也君が準優勝となった。
同大会男子シングルスは各都道府県代表96人によるトーナメント戦。工藤君は「普段の大会でシングルスはあまりないため、どんな強い人がいるかも分からなかった。前衛と後衛があるダブルスとは違い、一人で戦うシングルスは気持ちのコントロールが大事。特別なことはせず、集中しよう」と同大会に臨んだ。
初戦から大分県、和歌山県、栃木県の選手に勝ち進んだ工藤君は、準々決勝の茨城県代表に3対1、準決勝の千葉県代表に4対2で勝利。「そのとき出来ることをなるべく多く出そう」と挑んだ決勝は、阪本崚選手(奈良)に0対4でストレート負けを喫したが、「自分のテニスをやり抜き通して負けたので、清々しさがある」と、全国大会での準優勝を喜んだ。
工藤君は小学1年生からソフトテニスを始め、「大会や練習を通して全国に友だちができて楽しかった」と振り返る。
同大会代表に選出された11月以降に膝や腰を痛め、2〜3カ月は十分な練習ができず悔しい思いを味わった。「これまで応援してくれた家族やコーチ、他校の仲間に感謝したい」と話し、4月から部長となった同校ソフトテニス部の仲間とともに、夏の全国大会に向け練習を重ねている。
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