泉消防署の傍らにあるモニュメント。皆さんすでにお気づきでしょうか。これはその昔、この泉区を守っていた「腕用ポンプ」を復元したものです。両サイドには取っ手があり、これを左右から押し込んで圧を加え、放水していました。
脇に設置された案内によると、このポンプは1926年(大正15年)に横浜の製作所で作られ、現在の泉消防団である中川警防団第二分団が消火活動に使用していたそうです。
2011年3月11日に発生した東日本大震災を忘れないため、防災の基本である「自助・共助」の理念を実践するとともにこれからも泉区が安全で安心な街であることを祈念して2014年3月に設置されました。
よこはま地震防災市民憲章にはこうあります。「私は自分に問いかける。地震への備えは十分だろうかと」「私は考える。今、地震が起きたら、どう行動しようかと」「私は自分に言い聞かせる。周りのためにできることが私にも必ずあると」「私は次世代に伝える。自助・共助の大切さを」―。
一人ひとりの意識の積み重ねが、強い地域を作るのだと気づかされます。
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