横浜生まれのシルク製品ブランド「横浜スカーフ」の魅力を市内外に発信する「横浜スカーフ親善大使」の5代目に区内在住の安西仁美さん(36)ら6人が選ばれた。今後1年間、市内外のイベントで活動していく。
横浜スカーフ親善大使は、歴史ある伝統工芸であるシルク100%のスカーフの認知度を高める取り組みを行うために毎年、横浜繊維振興会が募集、任命している。5回目である今回は、50人以上の応募の中から10代から50代まで6人が選ばれた。
もともと、スカーフをファッションに取り入れることに憧れがあったという安西さん。バッグを華やかに飾ってみたり、普段着コーデのアクセントにしたりと楽しんでいた。そんな中、大使の募集を知り、横浜スカーフのファンの1人として応募したという。これまで自らが表立つものに応募した経験はなかったといい、決定の通知を受けた時は「まるで他人事のようで、びっくりしました」と振り返る。今後は、横浜スカーフの歴史や技術などさらに学びを深めながら「大好きな横浜スカーフを年代に合わせたアレンジやコーデなどを紹介しながら、日常にもっと取り入れてもらえるよう、ピーアールしていきたい」と話している。
4月22日から5月5日まで赤レンガ倉庫で開かれる「横浜ファッションウィーク」。安西さんら5代目の親善大使は23日の任命式とスカーフのアレンジメントショー(午後2時から)でデビューする。期間中は学生による作品展示や染色体験(有料)、スカーフアレンジ教室などが予定されている。入場無料。
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