発熱とともに、手や足に水泡などができる感染症の「手足口病」が、泉区内で流行警報の基準値を上回っている。感染者は全体の約95%を5歳以下の乳幼児が占める。区は予防のためにしっかりした手洗いを励行している。
手足口病は、ウィルスの感染によって発症する夏かぜの一種。感染者との接触やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことで伝染する。
流行の基準は、各区内の定められた診療所などから毎週報告される患者数の平均値が5・0ポイントを上回ると警報値とされる。横浜市内にある定点は94カ所で、そのうち泉区内の定点は4カ所。区内では第26週(6月26日から7月2日)に6・0ポイントを記録し、その後、第27週(7月3日から9日)には10・75ポイント、第28週(7月10日から16日)には12・50ポイントと、感染拡大を続けている。市内では隣接する瀬谷区に続いて2番目に感染者数が多い値だ。
流行は市内全域でも拡大。横浜市感染症情報センターは7月20日、第28週の市内の患者報告数の平均が流行警報の基準値である5・0ポイントを上回ったと発表した。近年では2011年、13年、15年にも同様の流行が見られ、今回の警報発令は2年ぶり。
「予防の基本は手洗い」
横浜市泉福祉保健センターの小野範子医務担当課長は予防について「手洗いをしっかり行うことが大切です」と話す。ただ石けんを使うだけでなく「15秒以上かけて丁寧に洗うこと。指と指の間や手首など広い範囲をしっかり洗ってください」と呼びかける。
市内で報告された患者は、1歳が約36%と最も多く、次に2歳が約22%と続く。感染者全体を見ても5歳以下が全体の約95%を占めるため、感染を予防するには親が子どもに、しっかりした手洗いをさせることが大切だ。
(問)市健康福祉局【電話】045・671・2463へ。
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