中田地区学童保育所運営委員会(高橋文治郎委員長)がこのほど「中田宮ノ前学童保育所そよかぜクラブ」(中田東)を新たに開設した。利用希望者の増加に対応したもので、同地区では5カ所目となる。
中田地区にはこれまで、おひさまクラブ(開設1980年)、たいようクラブ(同2006年)、さんさんクラブ(同2014年)、はればれクラブ(同2015年)の4つの学童保育所があり、4つの小学校から児童を受け入れていた。
このうち、たいようクラブには中田小・東中田小の児童が通っていたが、近年、住宅建設がより進んだことなどから利用希望者が増加し、手狭になっていた。加えて、同クラブは長後街道沿いにあり、東中田小に通う児童には学校からの移動距離が負担で、運営委員会では、新たな学童開設をめざし、およそ2年前から物件探しを始めていた。
当初はなかなか条件が合う物件に巡り合えずにいたが、中田東に多世代交流スペース「宮ノ前テラス」ができるにあたり、地域の協力もあり、入居することが決まった。
そよかぜクラブは、宮ノ前公園の目の前という立地。車での送迎が可能なスペースも確保され、保護者らの利便性が高い。室内には鮮やかな配色の壁紙が採用されたほか、窓も多く採られ明るい雰囲気のつくりだ。
高橋委員長は「地域と保護者の協力と連携でできた場所。感謝しかない」と頭を下げる。また、指導員の山口朝子さんは「子どもたちも新しい地域で新しい出会いや交流も生まれている様子。公園が近いことから、外遊びの子も増えました」と話している。
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