神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2019年5月16日 エリアトップへ

下和泉地区センター 交流食堂、順調な船出 月一で多世代が会食の場

社会

公開:2019年5月16日

  • LINE
  • hatena
有山朋子館長(左)と小山正子さん
有山朋子館長(左)と小山正子さん

 下和泉地区センター(有山朋子館長)がこの4月から「青空まんぷく食堂」と題した地域交流イベントを開いている。多世代が集い、温かい食事を皆で囲むことで心のふれあいを促進することが狙い。

 有山館長は日々来館者と関わる中で、地域の高齢者の外出機会の創出と、子どもたちに昔ながらの家庭的な食事の楽しさを伝える方法を模索していた。そこで子どもから高齢者までが集い、温かい食事をみんなで囲める地域食堂の運営を思いついた。実施に向け、同館で20年以上料理教室の講師として活動していた小山正子さんに相談。小山さんはその趣旨に賛同し、食堂のメニューの考案や調理などを中心となって行うことを快諾した。食堂のコンセプトは子どもが好きな栄養価満点のメニューを提供すること。また、家でも再現しやすいように、バラエティに富んだ食材の利用や、昔ながらの家庭的な味付け、調理が簡単なことを心がけている。

 現在、運営に携わるボランティアは約30人。その多くが小山さんの料理教室の教え子たちだ。「『今までは自分自身が楽しんでいたけれど、食堂では自分たちが作ったものを喜んでもらえる楽しみが出来て張り合いがでる』という声も多い」と小山さん。更に、地域からも運営に関わりたいという声も多く上がっており、人手にも恵まれているという。

継続を大切に

 4月に開かれた1回目は19人、5月5日に開かれた2回目には29人と、利用者が伸び、子ども達だけでの利用も増えた。毎回食事後にはレクリエーションを企画し、食事だけではなく会話も楽しめるような空間づくりを進めている。

 現在は食材の準備等の関係で先着30人の予約制だが、今後は申込状況に応じて定員の数も調整していく予定。有山館長は「始めたからには続けていくこと、また、お住まいの地区に関係なく広く利用してもらうことが大切だと考えています」と話した。

 問い合わせは同館【電話】045・805・0026。

泉区版のトップニュース最新6

市内品評会で最優秀賞

大矢養鶏(和泉町)

市内品評会で最優秀賞

餌にこだわり「見た目よく」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

災害時の資機材を敷地に

ゆめが丘グループ

災害時の資機材を敷地に

市ボラセンに協力

3月21日

46年の歴史に「ありがとう」

いずみ野小

46年の歴史に「ありがとう」

統合で4月から新たに

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

駅前に10階建マンション

ゆめが丘

駅前に10階建マンション

相鉄不動産が26年完成へ

3月14日

泉区地域子育て支援拠点すきっぷ

妊娠中の方~未就学児の子育て家庭を、地域の方々と一緒に応援する公共施設です

http://skip-izumi.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook