県立松陽高等学校1年生の河村さくらさん(15)が「第74回国民体育大会」バスケットボール競技の県代表チームのメンバーに選ばれた。チームは、まずは関東ブロック大会を突破し本戦出場を目指す。
少年女子の部神奈川県代表は県内の中学3年生から高校2年生(16歳以下)を対象にベンチ入り含めて12人が選ばれる。
代表選手たちは8月24日から2日間、千葉県船橋市で開かれる7都県の代表チームによる関東ブロック大会で本選(10月)出場権が与えられる上位4チーム入りを目指して戦う。
松陽高校での河村さんのポジションはガード。コート全体を見ながら敵味方の状況を読み取り、試合の流れを作っていく重要なポジション。身長は163cm。決して背丈は大きいほうではないが、センターにパスを入れたり、タイミングを計ってボールを回すなど持ち前の視野の広さで活躍する。
顧問の倉田幸治教諭は「全体を把握する力が強い」と評する。
河村さんがバスケを始めたのは小学校1年生の時で、ミニバスケットボールチームなどで活躍してきた。高校は同校の女子バスケ部のレベルの高さを聞いて選んだという。現在は部活動での練習のほか、スポーツセンターやジムでの自主トレーニングをほぼ毎晩行う。今月から代表チームでの特別練習もスタートした。夏休みもバスケ浸けの毎日が続くが「楽しいので大丈夫、頑張るだけです」とにこやか。
県代表入りについて河村さんは「まさか自分が選ばれるなんて驚きましたが、とても嬉しかったです」と話し「同時に代表としての責任を強く感じています。とにかく悔いの残らないように戦いたいです」と意気込みを語った。
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