日本女子プロ野球リーグの2019年度入団テスト合格内定者が10月10日に発表され、中田小、中田中出身の東坊城夢来さん(岐阜第一高等学校3年・投手)が合格を果たした。
東坊城さんはきょうだいの影響で小学2年生の時に区内の軟式野球チーム・池谷ブルーファイターズで野球を始めた。中学生になると、硬式野球のクラブチームであるオール京急に所属し、国際大会にも出場。高校は女子硬式野球部のある岐阜第一高等学校に進学していた。
入団テストは、第一次となるビデオ選考からスタート。その後、基礎力測定・実践テスト・面接・メディカルチェックの二次選考へと進み、最終合格者が決まる。今年度は第一次選考の28人から8人が合格をつかんだ。
合格者の発表後、家族のもとにはすぐに連絡があったという。母親の優美さんは「本人の希望だったので、とても喜んでいました。でも、同時にこれからが大変だという思いも強いようで、気を引き締めてもいました」と振り返る。
高校でも多彩な変化球を持つ技巧派左腕として活躍した東坊城さん。高い制球力で実践向きと評されるが、本人は「どんな場面でも笑顔でプレーできるマウンド度胸とリズムある投球が持ち味」と自己分析。一年目は育成球団のレイアでプレー。持ち球の精度にさらに磨きをかけられるかが勝負どころ。優美さんは「野球への情熱は人一倍で努力を惜しまない。怪我なく頑張って」とエールを送る。東坊城さんは「女子プロ野球の発展に向けて、少しでも盛り上げていけるような選手になりたい」と話している。
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