長後街道の踊場付近と緑園地区をつなぐ「中田さちが丘線」。岡津町交差点から、東戸塚方面へ抜ける名瀬街道へとつながる約320mの部分は、来年3月までの開通を目指して工事が進められている。その一環として名瀬街道に期限付きの迂回路が整備され、9月11日に車線の切り替えが行われた。
迂回路の設置は中田さちが丘線の開通に伴い、名瀬街道との接続部分で土地のかさ上げを行う必要があるために実施されるもの。本来ゆるやかなカーブ部分だった箇所をS字に変更し、もとの道につなげている。区間は約160m。
設置期間は来年1月上旬まで。その後は従来通りに道が戻され、3月までに中田さちが丘線本線が開通する予定。
車線切り替えに伴い、すでに完成している中田さちが丘線の緑園方面には、一時的に名瀬街道から接続できなくなっている。緑園方面からは側道を経由することで岡津電話局前交差点に向かうことができるが、通行できるのは一般車のみ。4トン以上の大型車は戸塚区側から大回りする必要がある。
また名瀬街道沿いにある神奈中バス(弥生台駅〜東戸塚駅東口間)の「学校入口」停留所は、工事期間中は新しい迂回路沿いに移転している。
今回の工事箇所は東戸塚方面からだと岡津電話局前交差点を先頭に、日中の慢性的な渋滞が続いている地点。工事を管理する市道路局では「期間中はご迷惑をおかけしますが安全第一で進めていきますのでご理解ご協力をお願いいたします」と呼びかけている。
※中田さちが丘線
長後街道の中田東一丁目を起点として領家、岡津、緑園を経由して旭区善部町に至る全長約5・9kmの都市計画道路。2009年には緑園都市側から名瀬街道までの区間が開通。名瀬街道から県道瀬谷柏尾につながる区間の整備が現在続いており、2020年度中には開通される見込み。
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