２０１９年に開かれた第１回の様子
当初予定を延期し今年中の開催をめざしていた「第２回泉区・第九フェスティバル」について、実行委員会はこのほど中止を決めた。コロナ収束後に改めて参加者を募集し、再開をめざす。
２０１９年に初開催
改元に合わせて２０１９年に「参加者一人ひとりが人生の一コマとしてその足跡を残したい―」との思いで、１４２人の区民合唱団により初開催された泉区第九フェスティバル。
第２回はベートーベン生誕２５０周年でもあった翌２０２０年６月に予定していたが、感染拡大で練習が継続できず延期を決断。実行委員会では実現に向けて検討を進めていたが、感染収束の見通しが立たない中での実施は困難と判断し、中止を決めた。
実行委員長の上原敏博さんは「誠に残念ですが皆が安心、安全に楽しい第九を歌い上げるため、そして泉区の第九を絶やさず継続していくためにも今回は開催を見送りました。コロナ禍の収束後に再びあの感動、感激を共有できるように万全を期したいと思います」と想いを語った。
実行委員長の上原さん
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