泉区出身で、東京五輪女子バスケットボール日本代表として活躍した宮澤夕貴選手(28)が8月18日、小学生時代に所属していた岡津バスケットボールクラブ(岡津ミニバス)を訪問。恩師や後輩たちに銀メダル獲得を報告した。
岡津小、岡津中出身の宮澤選手は金沢総合高3年時に主将としてインターハイ制覇を経験。卒業後はWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)の強豪、JXサンフラワーズ(当時)に入団。リーグや皇后杯で数々の優勝をもたらした。日本代表としてもリオ五輪出場やアジアカップ優勝などにも貢献。今回の東京五輪では武器である3ポイントシュートを決勝までの6試合で今大会個人最多の19本成功させるなど、世界を相手に活躍。決勝で米国に敗れたものの、日本バスケ史上初のメダル獲得への原動力となった。
宮澤選手が本格的にバスケを始めたのが、岡津小学校周辺の泉区や戸塚区の小学生たちで構成される岡津ミニバス。卒業後も交流は続いており、今回はチーム創設者で当時から監督を務める三重野康彦さん(65)が本人に依頼。急きょ練習訪問が実現した。
後輩に指導も
この日の練習場所だった西が岡小に宮澤選手が姿を現すと、現役の後輩たちや集まった卒業生・保護者らからは大きな拍手が。宮澤選手は子どもたちからの「どんな練習をしたらあんなに3ポイントシュートがいっぱい入りますか」「日本代表で一番きつかった練習は」といった質問に真摯に答えていた。
その後は子どもたちが宮澤選手の前でシュートを披露。それに対し「足を使ってリズム良く」など具体的なアドバイスを送った。助言を受けたキャプテンの大野啓汰くん(岡津小6年)は「教えてもらったことを生かして活躍したい」と興奮気味に話した。
宮澤選手から銀メダルを首にかけてもらった三重野監督は教え子の凱旋に「彼女に続く第2、第3の子を育てていかないといけない。(宮澤選手から)大きなパスをもらった思い」と心境を話した。
今年から神奈川県が拠点の富士通レッドウェーブに移籍した宮澤選手。「今までお世話になった人や支えてくれた人、応援してくれた人に銀メダルで恩返しできたのが今回一番うれしい。神奈川でまたプレーできるのでもっと皆にバスケットを見てもらって『楽しい』と思ってもらえるよう、自分もステップアップした姿を見せられるよう頑張りたいです」と今後について語った。
=中面で宮澤選手への一問一答インタビュー
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