泉区は、緑園にあるフェリス女学院大学国際交流学部の知足章宏准教授とそのゼミ生の協力のもと脱炭素化行動の啓発エコバッグを作成した。
2050年までに「脱炭素社会を実現する」という目標を掲げ、様々な取り組みを行っている横浜市。泉区でも行動のきっかけを模索する中、環境への取り組みに力を入れる区内の大学との連携に目をつけた。中でも知足ゼミは市地球温暖化対策推進協議会の協力で身近に取り組める脱炭素行動をまとめた冊子「日常からゼロカーボン」を作成した実績があり、協力を依頼したという。
様々な啓発方法やグッズがある中、「配布して日常的に使えるものを」と学生がエコバッグの作成を発案。昨秋から3回会議を行い、デザインにも学生の意見を取り入れた。
エコバッグは両面プリント。片面には「DATSUTANSO」の文字と合わせ、「日常の中でできる簡単なことから脱炭素化行動を実践しよう!」などのメッセージを英語で記している。また、パンダが電気プラグを抜き、節電を呼びかけるイラストもプリントした。もう片面には「フードロスをなくそう」や「マイボトルを使おう」などの具体的にできる脱炭素化行動をイラストとともに英語で記載。「#住むなら泉区」のロゴや、冊子「日常からゼロカーボン」にアクセスできる二次元コードもプリントしている=下写真。
完成したエコバッグは今後、イベントなどで脱炭素化行動を学んだり、情報発信に協力したりした人に配布していく予定。区では「これからもフェリス女学院大学と何らかの連携を図っていきたい」としている。
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