深谷通信隊グラウンドを拠点に活動する中学硬式野球チーム「横浜泉リトルシニア」が7月に行われた全国大会の第13回林和男旗杯野球大会でベスト8の結果を残した。6年ぶり6度目の出場で関東勢では最高位だった。
同大会はリトルシニアの全国大会のうち、日本選手権に次いで2番目に大きな大会とされているもの。全国から選抜された64チームが出場する中で、横浜泉リトルシニアは準々決勝まで進みベスト8となった。
横浜泉は初戦の新潟東を9対2、2回戦の長野北を7対2で破った。3回戦では北海道の強豪・洞爺湖に先制を許すも、走者をためて適時打で逆転に成功すると、8対5で勝ち切った。
投手陣はエース左腕の牧口侑矢選手、遊撃手も務める右腕の山本正太郎選手が軸となり、さらに変則左腕の角津志道選手も要所で活躍して大会を戦ってきた。だが球数制限のルールの中で準々決勝は乱打戦となり、兵庫北播に15対6で敗れた。
コロナ禍でスタート
3年生主体の現チームは2年前、コロナ禍にスタートした世代だった。感染が拡大し始めた2020年春、泉シニアも新メンバーの募集や練習などチームの活動そのものに大きな制限を余儀なくされたという。
そんな中だったが選手たちはひたむきに練習に取り組み、神崎博監督は現チームを「1、2年の頃は全然勝てなかった。それが3年になって個々が力をつけ、チームとしてもまとまってきた」と評する。
「ベストは尽くせた」
主将の林香太朗選手は「ここまでの結果を残せたのは良かった。けれどあと1つで目標にしていたメダル、ベスト4だったと思うと悔しい」と今大会を振り返る。一方で神崎監督は「これまでけが人が多かったが、今回はメンバーも揃って戦えた。その意味でチームのベストは尽くせたと思う。よく頑張った」と選手たちを称えた。
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