日本初の近代下水道が横浜で導入されてから今年で150年―。
横浜市在住で俳優の釈由美子さん(44)が7月26日、「横浜下水道150広報大使」に就任し、市役所市長応接室で就任式が行われた。
水をイメージした衣装で出席した釈さんは、「下水道の必要性や今後の期待値など、多くの市民に伝えていけたら」と意気込みを語った。
山中竹春市長は「横浜には様々な発祥があるが、下水道もその一つ。生活に欠かせない貴重なインフラとして使っていくため、釈さんに広報大使をお願いしました」と説明。今後はさまざまなイベントやSNSを通じて、横浜下水道の広報活動をしていく。
きっかけはマンホール
釈さんは、『仮面ライダージオウ』(2019年)にマンホールで戦う敵役として出演し、”マンホール女優”という肩書が定着していることから、今回の広報大使の委嘱につながったという。「マンホール女優としてこんな素晴らしい大役をいただけて光栄です」と釈さん。仮面ライダーを見ていたという6歳の息子からは「ママ、カッコイイ」「(就任式で)マンホール投げてきて」と言われたと明かし、「マンホールをいつでも投げられるように鍛えています」と笑顔で力こぶを見せながらアピールした。
今は下水道について子どもと一緒に本を読みながら学んでいる最中だといい、持続可能な社会に向けての取組として「お皿についた汚れをふいてから洗うなど、自分たちにできることからやっていきたい」と語った。任期は来年3月31日まで。9月9日、市役所でトークイベントが行われる。
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