2年連続の出場
県立藤沢工科高校2年の野口弘太朗さん(和泉中央北在住/中和田中出身)が8月19日に行われた「第22回高校生ものづくりコンテスト関東大会」の木材加工部門に県代表として出場し、2位の成績を収めた。
同高の建築研究部に所属する野口さんは昨年、1年生ながら県大会準優勝、関東大会出場を果たした。今年は県大会を優勝し、関東大会に臨んだ。野口さんは大会を「2位という結果は思ったよりも良かったけれど、練習の成果を出し切れたかというと悔いもある」と振り返る。
より速く、より正確に
大会では課題をもとに図面を起こし、木材を実際に加工する。3時間半で完成させ、図面と完成作品のそれぞれが評価を受け、総合点を競う。
野口さんは平日は毎日、土曜も学校に足を運んで練習を続けてきた。木材加工は昨年同部に入ってから始めたといい、担当の大西堅司統括教諭も「止めてもやり続けるくらい、こつこつ頑張るタイプ」と評する。
現在は技能検定で建築大工(工事作業)2級の取得を目指しているという野口さん。「将来は宮大工になりたい。より技術を突き詰めていきたい」と思いを語った。
![]() 大会で製作した作品(左)、「頭を使いながら体を動かす」という練習の様子
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