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日常の中で「ガイドボランティア」を 泉区移動情報センター(泉区社会福祉協議会内)
障がいがある人の外出に付き添い、見守りなどの支援をする「ガイドボランティア」。通院や福祉施設への通所、通学のほか、買い物など余暇のための外出も支援する。
だが実際の活動はまだまだ知られていないこともあるという。そこで、今年から泉区内で活動している前原康博さん(72歳)と渡邊喜美さん(77歳)に話を聞いた。
友人のように
「定年まで地域活動に参加してこなかった」という前原さん。自治会活動を機に地域への関心を強め、ガイドボランティアも泉区移動情報センターの案内で知った。
一方、介護や保育の仕事に携わった経験もある渡邊さんは「老人会の会合の中で知った。短い距離を一緒に歩くのは運動にもなるからやってみようかと」と経緯を話す。
2人は朝、曜日ごとに分担して発達障害のある小学2年生の男の子の通学を支援している。
前原さんは「自分に務まるか心配だったけど、3日目には名前を呼んでくれたり、別れ際にハイタッチもしてくれたりして嬉しかった」と笑顔。「彼のペースに合わせて待つよう心がけてます。でもこちらが勉強になることも多く、孫というより『友人』ですね」
渡邊さんは「日々の中で少しずつお互いに知っていく感じ。花とか猫とか、周りの景色を見ながら一緒に歩くのはいい時間」と活動を語る。
同センターは「朝の30分の時間を協力してほしい障がいのある人がいます。可能な範囲で協力して頂けたら」という。渡邊さんは「時間はあるから、それで誰かのためになるなら」と話す。
同センターでは10月19日(水)に養成講座を実施。ぜひ左記まで申込を。
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