10月1日リーグ開幕戦
10月1日に開幕戦を控えるプロバスケットボールB3・横浜エクセレンス。今季から中田中学校出身の西山達哉選手(34歳)がチームに復帰し、昇格を目指すチームを副キャプテンとしてけん引している。
昨季まで所属した信州ブレイブウォリアーズではB2からB1への昇格を経験し、トップリーグで2年間戦った実績もある。「これまでの経験もチームにとってプラスになるはず。若手にも伝えながら勝利を重ねることで、横浜のバスケットを盛り上げていきたい」
信州から横浜への復帰で、生活の拠点を再び地元・泉区に移している。
地元から能代工へ
西山選手は東中田小出身で、バスケとの出会いは東中田ミニバスケットボールクラブ(現・東中田レッドブレイバーズ)。姉の影響でボールを手にし、「とにかく楽しくやっていた思い出。すごく強いチームというわけではなかったから」と振り返る。
中田中学校でもバスケ部で汗を流し、2年の時に転機は訪れた。県代表に選抜され、ジュニアオールスターに出場。全国大会でより高いレベルに触れたことで「もっとうまくなりたい」と、男子バスケの強豪・能代工業高校に進んだ。
その後、駒澤大を経て、2012年に横浜ギガスピリッツ(社会人)に入団。翌年に移籍したのが横浜エクセレンスの前身となる「東京エクセレンス」だった。
献身的にチームに
東京エクセレンスは昨季、ホームタウンを横浜市に移して「横浜エクセレンス」に。19勝29敗で15チーム中11位と苦しんだ。チームは選手の補強に乗り出し、その中の一人が経験豊富な西山選手だった。「上のカテゴリーの選手が入ってきているので、B3でみれば個々の選手の能力は間違いなく高い。あとはどう『チーム』になれるか。いい雰囲気ですよ」と手応えは十分だ。
コート上で司令塔の役割を担うPG(ポイントガード)が西山選手のポジション。緩急のあるドリブルと、精度の高い3ポイントシュートが持ち味だが、「練習や試合中のコミュニケーションだとか、チームに流れをもってくる守備でも貢献したい」と力を込める。
10月15日(土)・16日(日)には横浜武道館でのホーム開幕戦も控えている。詳細はチームHPを参照。
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