泉区の伝統文化の1つ「横浜いずみ歌舞伎保存会」(馬場勝己会長)の公演が10月15日、16日の2日間、泉公会堂で行われた。25回目の節目となる今公演はコロナ禍で3年越しのお披露目となり、待望の舞台に客席は幅広い世代でにぎわいを見せた。
今回の公演は稽古での感染対策も考慮して役者ごとの複数の演目を工夫して組み合わせた構成に。名場面が次々と披露される演出で観客を沸かせた。
区外から訪れた男性は「初めて見たけど面白かった。演者が楽しんでいるのが伝わってきた」と笑顔で感想を話した。
また今回、歌舞伎の前には岡津太鼓が友情出演したほか、公会堂ロビーには相模凧いずみ保存会の凧が飾られるなど、泉区の伝統文化が結集して公演を盛り上げた。
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