3年ぶりの王座奪還だ――。横浜F・マリノスは11月5日、J1リーグ第34節でヴィッセル神戸に3対1で勝利し、2019年以来5度目のリーグ優勝となった。クラブは今季で創設30周年。メモリアルイヤーを有終の美で飾り、名門の歴史に新たな1ページを刻んだ。クラブ創設30周年のシーズンを有終の美で飾った。
勝てば優勝という状況で迎えた敵地での最終節。前半を1対1で折り返すと、53分にMF西村拓真選手がこぼれ球を押し込んで勝ち越し。73分には青葉区出身のFW水沼宏太選手のクロスにFW仲川輝人選手が合わせ、勝利を決定づけた。
今季からチームに加わった西村選手は「マリノスファミリーの一員になれて嬉しい」と試合後には涙を見せる場面も。中区出身でキャプテンのMF喜田拓也選手も「1年間色々なことがあったが、みんなの喜ぶ顔を見たら感無量。(ファンに)5つ目の星をプレゼントできて、チームの仲間を誇りに思う」と優勝の喜びに浸った。
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