泉区内の飲食店が提供している「肉料理」を楽しみながら味わってもらおうと、スマートフォンでクーポンを取得して食べ歩く企画「泉区肉まつり」が11月29日(火)(=いい肉の日)から初開催される。チェーン店も含め、区内約20店舗が参加しており、仕掛け人の村花宏史さん(今号人物風土記で紹介)は「ぜひファミリーや若い世代も参加してみてもらえたら」と呼びかけている。期間は12月14日(水)までの2週間。
各店がクーポン
「泉区肉まつり〜美味しいお肉が勢ぞろい〜」は泉区商店街連合会と和泉中央連合自治会が主催する初のイベント。泉区内の焼き肉店やステーキ店、惣菜店など約20店が参加している(詳細は下記二次元コードからウェブサイトを参照)。
参加するには専用サイトにスマートフォンかタブレットでアクセスし、メールでの登録が必要となる。郵便番号、生年、性別を登録すると各店で使えるクーポンを入手できる仕組みとなっている(各店1人1回まで。18歳以上対象)。
仕掛け人の村花さんは「地元の若い人たちと飲食店とをゆるいつながりで結ぶ企画を実現したかった。シニアの方もぜひお孫さんなどと一緒に楽しんでもらえたら」と呼びかけている。
若者と地元をつなぐ
村花さんは昨年から、区内マンションの管理組合役員や自治会長を務める。地域に関心を持つようになり「子どもやシニア向けのイベントはあるけれど、若い世代をメインターゲットにしたイベントは少ないのでは」と感じ、自ら企画に向けて動き出したという。
泉区の夏の恒例イベントとなっている「いっずんカレー」を参考にしようと区役所を訪れたり、区内の飲食店を巡ったりするなかで、スマホを活用してリアルとオンラインを融合したイベントを模索。泉区商店街連合会にも相談を持ちかけたところ、大盛りや激辛といった案もあったが「肉まつり」に手応えを感じ、実現に向けて準備を開始した。
「ゴールではなく」
今回の肉まつりに際して、村花さんは初めてウェブサイト作りに挑戦したという。また、自転車などを使って区内飲食店を回り、1軒ずつ参加の打診や交渉を続けていった。
村花さんは「ようやくここまでこぎつけたけれど、ゴールではない。盛り上がったら続けたいし、他の企画もやってみたい。なにより、若い人が挑戦するモデルケースが1つできたらうれしい」と思いを語った。
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