泉区を中心に活動するサッカークラブ「SCH FC」が11月23日、第46回全日本U─12サッカー選手権大会・神奈川県大会で優勝を果たした。チームは12月26日から鹿児島県で行われる全国大会に出場する。小学生年代での全国大会出場はチームとして20年ぶり2度目という。
同大会はJFA(日本サッカー協会)が主催するもので、小学生のサッカー大会としては最高峰に位置付けられているもの。神奈川県大会は県内の登録チーム560チームのうち年間リーグの上位128チームが出場し、全国への切符をかけて争った。
フロンターレとマリノスに勝利
SCHは第1シードを獲得していたため、3回戦からの登場となった。3回戦、4回戦といずれも5対0で圧勝すると、5回戦では横浜F・マリノスの下部組織と対戦。SCHは1対0で勝利を収めると勢いに乗り、続くあざみ野FC戦では1対1からPK戦(6対5)にもつれながらも打ち破った。
続く準決勝では昨年の覇者・川崎フロンターレU─12と対戦。厳しい試合を2対0でものにすると、決勝では中野島FCを2対0で破って優勝を決めた。
一戦ごとに力強く
SCHの小学生チームを率いる樋口智哉監督は「これまでも力はあったが、大会で結果を出せないでいた。今大会直前に選手たちの意識が変わったのが大きい」と話す。練習中からスライディングなどにも積極的になり、「攻守ともにゲームを支配する」というテーマで戦い、今大会は通算でもわずか1失点に。「粘り強くなり、一戦ごとに成長していった」と樋口監督は振り返る。
全国大会に向けて主将の對馬(つしま)羽琉(はる)君(西が岡小6年)は「得点を決め、声を出してチームをまとめ、全国制覇を目指したい」と語った。
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