おいしい公園、はじめます―。横浜市では、中区の大通り公園でキッチンカーで飲食物販売を行う事業者を募集している。2月7日まで申し込みを受け付け、中〜下旬に候補者を決定する。
同公園は、関内・関外地区の緑の軸線として、花や緑による魅力向上、 公民連携によるにぎわい創出により誰もが気持ちよく安心して憩える公園を目指すことを将来像に掲げ た「パークマネジメントプラン」を昨年11月に策定。その際市民に意見を募集したところ、公園にカフェなどの飲食店を求める声が多かったことから、実証実験を行なうことになった。今回の募集は、公園の魅力アップやサービス向上を目的に、民間事業者などが自らのアイデアを活用したイベントを主催できる「公募型行為許可制度」を活用し、従来の行為許可の基準を一部緩和しつつ、公益性の確保について検証していくという。
公民連携でにぎわい
キッチンカーは、1日に6台程度を想定。4月〜5月、6月〜7月、9〜10月の3期に分けて実施。公園使用料は1日1200円で、1事業者最大30日まで実施できる。実施場所は、大通り公園のJR関内駅側にある「石の広場」 で、4月には公園隣接地(教育文化センター跡地)に関東学院大学の関内キャンパスが開校し、約3300人が通う予定のため、学生を中心とした公園利用者の増加が見込まれる。
市の担当者は「これまでイベントで単発的にキッチンカーが出店することはあったが、長期間営業は初めて。キッチンカーと常設店どちらがよいのかも含め、市場調査の段階だが、キャンパス内には学食がないと聞いているので、ランチタイムなどのニーズは高いと思う」と説明し、「公民連携で公園のにぎわい創出ができれば」と広く応募を呼びかけている。
実施条件など詳細は上記二次元コード、問合せは市環境創造局【電話】045・671・3648。
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