「このマークを通じて、子育てにやさしいまち泉区を進められたら」――。泉区福祉保健センターこども家庭支援課が作成し、現在配布中の「子育て応援マーク」がじわじわと広まりを見せている。子育て中の人、子育てを応援したい人の双方が身につけることで、「地域での子育てがつながるきっかけになれば」と職員も期待を込める。
地域のつながり推進
マーク作成のきっかけは泉区内の民生委員児童委員や親子サロンの運営者、保育士などからなる「子育て支援力向上検討会」。30人以上のメンバーで、地域における子育て支援の課題について継続的に話し合いが行われてきたという。
そんな中、妊産婦が身につけることで周囲が配慮しやすくなる「マタニティマーク」をヒントにマークを考案。子育て中の人も、子育て応援に積極的な人も身につけることで「地域の人も声をかけやすくなり、子育て中の人もマークを見て少し安心できるのでは」との思いが込められている。
デザインも福祉保健センターの職員によるもので「自分の子ども以外も育てる習性があるそう」との理由でペンギンをモチーフにしたという。
マークは各地の地域ケアプラザや泉図書館、イトーヨーカドー立場店など37カ所で配布中。2900個を製作し、今年度更に追加する予定という。問合せはこども家庭支援課(【電話】045・800・2447)へ。
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