泉区で30年以上にわたり精神障害者の地域生活を支えているNPO法人四季の会が7月21日、「精神に障害がある方のための就労講演会」を泉公会堂会議室で開いた。
障害者の就労相談などに対応する横浜西部就労支援センター(旭区柏町)の山田武志センター長が講師を務め、障害者雇用を巡る現状や課題などについて語った。
山田さんはまず、障害者雇用促進法について改正による今後の制度変更を紹介。民間企業に義務付けられる障害者雇用の法定雇用率が引き上げられることや短時間労働が算定されることで、「働くチャンスは増えていく」と語った。
一方で精神障害がある人については職場定着率に課題があると指摘。「職場内での対人コミュニケーションを訓練しておく必要性は高い」と話した。
また「自分の状態を日々確認し、病気とうまく付き合っていくことが長く続ける上で重要」とした。
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