今年度から横浜市ターゲット・バードゴルフ協会の会長に就任した 飯島 弘さん 上飯田町在住 78歳
生涯楽しめる競技伝える
○…ゴルフボールにバドミントンの羽のようなシャトルをつけたボールをゴルフクラブで打つターゲット・バードゴルフ(TBG)。ゴルフと同じように数人でホールを回り、生涯スポーツとして全国各地で楽しまれている。今年4月に市のTBG協会の会長に就いた。「仲間もでき、健康にもいいですよ」と競技の魅力を語る。
○…山梨県一宮町生まれ。「境内で野球をやったりして、外を駆けずりまわっていたな」と懐かしむ。小、中学校ではソフトボールや野球に熱中。高校では陸上部に所属し、400mややり投げで総体にも出場した。スポーツが得意で、「クラス対抗のラグビー大会ではラグビー部の選手のいるクラスに勝ってしまってね、あとでラグビー部の先輩にこっぴどく絞られたよ」と笑う。
○大学卒業後、地元銀行に入行。山梨県内や都内の本店・支店でさまざまな業務に携わった。40歳代はバブル景気の光と影を目の当たりにした。「一瞬にしてお金や物の価値が変わってね。もうあんな体験はしたくない」。銀行退職後、関東地域のトラック協会の事務局に就職。高速道路に使うETCが導入される時で、当時加盟していたトラック3万6千台すべてに設置する手順や書類作りを担当。「お正月もなく、『仕事したなぁ』と実感した半年間だったよ」と懐かしむ。
○…70歳で仕事を引退。自宅近くを散策するのが日課だった。その時に出会ったのがTBG。「ネット越しに覗いていたら声を掛けられて、それから熱中して」と毎日のようにクラブを握るようになった。会長として「会員の減少と高齢化」が一番の課題。「競技の楽しさを知ってもらえれば仲間も増えるはず」と他の会員らとともに競技の魅力を広める。
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