泉区在住の刀絵(切り絵)作家・宮本なるさんがこのほど、作品を鎌倉・鶴岡八幡宮に奉納し、8月7日から9日まで同神社で行われた「ぼんぼり祭」で多くの人の目を楽しませた。
和鋼の小刀を使った切り絵「刀絵」の作家として広く活躍している宮本さん。この祭りにはゆかりのある著名人などが手がけた書画約400点がぼんぼりとして参道に並ぶなか、宮本さんは例年作品を納めて人気を集めている。
宮本さんの今年の作品は「弁財天女」と「白拍子亀菊」。弁財天女の作品は同神社の旗揚弁財天社の改修工事の無事を願って制作したものという。また亀菊の作品について宮本さんは「後鳥羽上皇に縁のある亀菊に草薙の剣を持たせて奉納することで、鎌倉と後鳥羽院の因縁が和らげばとの思いを込めました」と話した。
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