横浜いずみ台病院(飯澤肇病院長)で8月23日、予約もなく大声で面会を迫る不審者を想定した防犯訓練が行われた。職員が不審者に対するマニュアルを理解し行動できるかなどを目的に泉警察署と協力して実施した。同院では初の試み。
マニュアルを再確認
当日は同院1階のナースステーションに大声で予約のない面会を求める警察官が扮した不審者が現れ、病室に入ろうとしたり病院長を呼ぶように指示したり業務に支障となる行動を繰り返した。
この訓練の内容は病院スタッフには詳しく伝えておらず、訓練を企画した医療安全管理者の寺島友佳さんは「スタッフが患者さんを守れる行動ができるか、防犯マニュアルを理解しているかなどを確認したかった」とし、「出来ているところ、改善が必要なところなどが分かった。病院内でこの経験を共有したい」と話した。
同署は不審者の対応として「不審者から襲われない距離を保つ、複数で対応する、すぐに通報する」などのほか、「激情させないことも大切」と説明した。
同院では全スタッフが体験できるように25日にも同様の訓練を行った。
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