意見広告・議会報告
備えても、さらに備えを! 横浜市会議員 ふもと理恵
関東大震災から100年
今年は関東大震災から100年――。横浜市は東日本大震災以降、元禄型関東地震をはじめ過去の大地震を参考にしながら被害の概要を示し、30年以内に震度6弱以上の地震が来る確率は82・4%としています。「30年」と聞き、先のことだとして危機感が薄れてしまうということはあってはなりません。
台風や大雨と違い突然発生する地震に対しての日頃の備えは重要です。水や食料、トイレの備えはもちろんですが、具体的な動きをイメージしたり訓練に参加したりという備えも必要です。
各防災拠点では、コロナ禍を経て再び訓練を実施するところが増え、自治会・町内会単位で催し物と合わせて防災意識を高める取り組みが行われ、「自助・共助」の意識が高まっています。
区内一斉の拠点訓練を
そこにどのように公助が支えることになるのか、市民・区民の皆さんが実感しているとはいいがたい状況です。そこで私は5年に一度、区内一斉の防災拠点訓練を行うことを提案し続けています。自助・共助・公助が連携して機能するか確認する機会が必要です。
またクイズなどを通して楽しみながら防災意識を高める活動を増やしてみてはどうでしょう。「横浜市危機管理室防災学習コンテンツ」で検索するとクイズ、動画や教材もたくさん用意されています。3日に予定している「ふもと理恵バスツアー」の車内でも大人向け防災クイズを行い、盛り上がろうと準備しています。
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