1973年の春に迎えた中田中学校として初の入学式。まだ校舎は完成しておらず、中和田中の体育館で行われた。「1年目は3年生がいなくて、2年生と1年生だけ。だからなのか、学年も男女も関係なくみんな仲良かったよね。それは他の学校と比べても」
中和田中の敷地内に建てられたプレハブで授業は行われ、2学期からは完成した新校舎に移ったという。
現在、院長を務める「あいば歯科医院」は当時、父の代。医院の面する長後街道もまだ片側1車線だった。「遊びといったら、戸塚までボウリングしにバスで出たりしてね」
中田小も45人学級が5クラスと子どもが多かったが、「中田中に行ったら8〜9クラス。とにかく生徒が多かった。当時それは当たり前だったけれど」。
中学時代から塾に通う一方、ジャンプやサンデーなどの週刊少年漫画を「友人と回し読みしていたなぁ」と懐かしむ。
純粋に遊べる時期
自身の中学校時代を振り返り、「小学生とはちがうけど、純粋に遊べる時期が中学生なんだと思う。高校生になると、もう少し顔色を見てしまったりするから」と笑顔で語る。
それゆえ「勉強も大事だけど、一生の友達になるような関係を築ける時期なんだと思います」と話した。
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