スポーツを通じた仙台市泉区と横浜市泉区との「交流フェスティバル」が10月18日、県立境川遊水地公園と泉スポーツセンターで開かれた。今回で第20回を数える催しだが、メンバーの高齢化などで継続の難しさもあり、今回を区切りとして最後のイベントとなった。関係者は「せっかくの縁。これきりではなく、違う形で交流できたら」としている。
シニアソフトとバレーで試合
きっかけは2001年。泉区の市民団体「オアシス21世紀の会」が同じ「泉区」を縁として、サッカーW杯日韓大会に合わせて少年サッカーの交流を仙台市泉区に打診した。同年に仙台のサッカー少年団を招くと、翌年には横浜から泉区の子どもたちが仙台を訪れ、しばらく交流が続いた。
それが広がる形でシニアソフトボールの交流もスタート。2010年からはシニアバレーボールチームの交流も始まり、一時はバス2台70人規模で互いに行き来をしていたという。
仙台市泉区スポーツ協会の小野隆名誉会長は「区の創立もほぼ同じ時期で、都会と自然が調和した雰囲気もどこか似ている。その上、いずみ中央駅、泉区役所、泉郵便局という名前に馴染みのある施設もあって、なんとも不思議な感覚だった」と当時を振り返る。
10年目に区切り「もう10年」
今回、20回目でスポーツ交流に幕を下ろすこととなったが、実は交流10年目をひとつの区切りにする話もあったという。
だが両市の中間にあたる那須の温泉宿で関係者が親睦しながら話し合い、「もう10年やろう」と今日まで交流が続いた。11年の東日本大震災の際には横浜から仙台へスポーツ用品などを送ることもあった。
節目の20回はコロナの中断で4年ぶりに開催。開会式で横浜市泉区ソフトボール協会の牧内伸二会長は「試合は終わるけど思い出を胸に、みんな健康に。また新しい交流につながるよう」と話した。仙台市泉区長の木村賢治朗さんは「市民同士で始まったこの交流。行政同士もつながり、何か続けられたら」と話す。
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