神奈川大学女子サッカー部に所属する高野(こうの)瀬(せ)紫苑(しおん)さんが、WEリーグのAC長野パルセイロ・レディースへの加入が内定した。このほど横浜キャンパス(神奈川区)で記者会見を開き、「これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、チームに貢献できるように全力で頑張りたい」と意気込みを語った。
経営学部4年の高野瀬さんは北海道出身。サッカーをやっていた弟の練習や試合についていく中で「自分もやってみたい」と小学3年生の時に地元のサッカーチームに加入した。
空中戦の強さ武器に
北海道文教大学明清高等学校(現・同大学附属高等学校)を卒業後、神奈川大学に進学。ポジションはディフェンダー。166cmの高さを生かした空中戦の強さに加え、左右両足から繰り出すロングフィードが武器だ。
同部の斉木翔太監督は「当初苦手だったフィードが4年間の積み重ねで強みになった。社会に出て即戦力として活躍できる人材を育てることを大切にしているが、高野瀬選手はまさにその通りの人物」と評する。真面目な性格でキャプテンとしてチームを牽引した。
日本初の女子プロサッカーリーグとして2021年に創設されたWEリーグ。高野瀬さんは自身のプレー集を送るなどしてアピールするなか、AC長野パルセイロ・レディースから練習参加の機会をもらい、加入内定。パルセイロは昨季は11チーム中7位。今季は7試合を終え、12チーム中9位。村山哲也強化ダイレクターは「ディフェンス強化がチームの一番のポイント。高野瀬選手はカバーリング能力が高く、チーム力の底上げができると期待している」と話した。
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