下和泉小学校4年2組の児童が授業で学び提案したことがこのほど、実現した。
今年度に50周年を迎えた同小では、半世紀にわたる地域の歴史に着目。同クラスでは「歴史たんてい団」を結成し、地域の歴史や地元の施設、交通などを調べた。その中で、地域を循環する「Eバス」をもっと多くの人に利用してもらいたいと現状や課題などを調査した。
Eバスはいずみ中央駅を起点とし下和泉住宅地区を循環しているが、児童たちは地域住民に導入した経緯を聞いたり、全校でアンケートを実施するなどしてEバスの利用状況や認知度などについて学んだ。
児童たちは学んだ結果を横浜市やバスを運行する天台観光株式会社(紙透要代表取締役/瀬谷区)にプレゼンテーション。路線を伸ばすことや運行エリアを広げるなど提案。しかし経費や人材不足などのために見送られたが、多くの人に知ってもらおうと児童が考えたデザインをバスにラッピングすることが決まり、3月15日に新しくラッピングしたバスが運行を開始した。児童の一人は「多くの人にいろいろなことを聞いて、みんなで考えて、それが実現することができて良かった」と話した。
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