県政報告 すべては泉区のために 神奈川県議会議員 田中しんじ
神奈川県議会令和6年第1回定例会が開催され、3月25日に予算が可決されました。令和5年議会の黒岩知事との質疑で、泉区が全国に誇る先進事例を紹介し、6年度は課題解決が前進することになりました。
知事が泉区事例を視察
高齢化社会において誰にでもおこりうる「認知症」について、今まで県の取組は方向性が定まっていない印象でした。黒岩知事との質疑において「泉区の先進事例を直接見てほしい」と申し上げた所、昨年12月に泉区中田にある施設「扉」を視察してくださいました。
かながわベスト介護セレクト20を3年連続受賞する扉さんは、高齢や認知症の方を「閉じ込める」ことをせず、当事者の「意思」を尊重して生き生きと地域社会で暮らせる環境づくりを目指しており、私もこの取組に賛同しています。
これを受け、神奈川県でも「認知症未病改善に向けた取り組み」を予算化し、全県展開をめざします。泉区モデルが全県全国に広がることを期待するばかりです。
また幼児教育の分野では伝統的に泉区は幼稚園が素晴らしく、常に進化し続けています。最近では年少前の「満3歳児保育」も注目されており、ニーズも高い傾向です。この満3歳児クラスへも補助をつけることに私の質疑から実現しました。
以前、緑園都市の方から子どもが3人以上いる「多子世帯」への支援が薄いとご意見を伺い、「私立高校の多子世帯支援」を創設しましたが、その拡充も行われます。
今後も泉区のために県議会で質疑して参ります。そしてタウンニュース「泉区版」としては今回最終号と聞いています。身近な情報発信をしてくれた媒体として心から感謝申し上げます。またお会いしましょう。
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