競技かるたを身近に 緑園の渡辺さんが講演
2月に開館25周年を迎える泉図書館で1月18日、連続記念講演会の第1弾「百人一首『競技かるた』の魅力」が行われ、緑園在住の「永世クイーン」渡辺令恵(ふみえ)さんが競技かるたの醍醐味を語った。
渡辺さんはこれまでの活動や競技かるたへの思いなどを話し、模範試合を披露。所定の位置へ着くと、会場は一気に張りつめた空気となった。腕を伸ばし、勢いよく札を弾く姿に参加者からは感嘆の声が漏れた。
「札の上に和歌の景色が浮かんでくる」「一瞬の判断力が必要」と、競技かるたの世界をじっくりと語った渡辺さん。参加者がグループに分かれて競技を体験する場面では渡辺さんも参加し、中学生や高校生たちと盛り上がった。
中学校で文芸部に所属し、競技かるたが題材の漫画も読んでいるという岡津町の北澤真菜さんは、「目の前で見ることが出来て楽しかった」と笑顔で話した。
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