任期満了に伴い4月3日告示、12日投開票の日程で行われる神奈川県議会議員選挙(泉区定数2)と横浜市議会議員選挙(同4)。区内では県会に2氏、市会に6氏が立候補を予定している(3月2日起稿・予定者は本紙調べ)。
県議会
県議会には、民主党現職の松本清氏(42歳・2期)と自民党新人の田中信次氏(35歳)が立候補を予定している。
松本氏は2007年に初当選し現在2期目。民主党神奈川県総支部連合会の総務・財政委員長。
田中氏はテレビ制作会社勤務を経て、衆参議員の秘書を務めた。自民党神奈川県連遊説局次長。
これまでのところ、その他政党では目立った動きはなく、今後の動向次第では無投票となる可能性もある。
市議会
一方、市会は定数4に対し、現職4人に加え新人2人が立候補を予定しており混戦の様相。
無所属の現職・横山勇太朗氏(41歳・1期)はこの任期4年間に「『やめたいこと』『まもりたいこと』『ととのえたいこと』『すすめたいこと』を具体的にあげ活動してきた。わたしの法典です」とし、今後も時代を先取りして貫いていくとしている。
自民党の現職・梶村充氏(65歳・4期)は前回選挙で示した自身の政策や提言はすべて実現・計画決定することができたとして経験と実績を強調。その上で「今後も『まず地域・まず暮らし』を思い地域に根付いた政治活動を地道にしてまいります」と話す。
民主党の現職・麓理恵氏(56歳・2期)は「住民が主人公のまちづくり」を掲げ、高齢者や障がい者が安心して暮らせる、出産・育児がしやすい、豊かな学びを保障し子どもの笑顔あふれる、憲法の理念を生かし伝統文化・スポーツを楽しめるまちなどを訴える。
公明党の現職・源波正保氏(61歳・4期)は「子育てしやすく、災害に強いまちづくりを進める。地域で支え合い、高齢者が介護・医療・生活支援を在宅で安心して受けられる地域包括ケアシステムを実現。特に、認知症対策や介護と医療の連携に力を注ぐ」と話す。
維新の党の新人・野渡司馬氏(33歳)は、労働生産人口の減少が顕著になる2019年がそこまで来ていると指摘。「限られた税金をより効率的に効果的に配分するには、行政がやるべきこと、民営化できることを明確に分けて『活気ある横浜』へ変える」と話す。
共産党の新人・高宮美智子氏(62歳)は大型公共事業や箱物は先送りし医療・介護・福祉に税金が使われる仕組み作り、小児医療費無料の制度を当面小学校6年生まで拡大することを求める、横浜へのカジノ誘致を許さない、中学校給食の実現追求などを訴える。
前回2011年の選挙の泉区投票率は県議選が49・72%、市議選が49・71%だった。選挙日程はいずれも4月3日告示。同12日に即日開票される。
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