緑園地区を周回し、二俣川駅、弥生台駅方面へとつながる周回バスの試験運行が12月から始まる予定であることが分かった。
「すり鉢のような地形の坂の街である緑園地区に、周回バスを」と、2011年から活動を続けてきた緑園バス運行推進協議会(長谷川幹夫会長)。自治会加入の住民の半数以上から回答を得た12年のアンケート調査では、住民の高齢化に伴い、坂道が「きつい」と感じる人が増えてきたという意見に加え、バスのルート新設や増便などの希望も多数あったという。
市道路局との調査・検討、バス会社2社との協議を進めてきたが、難航したのはバス停の設置場所だった。長谷川会長は「個人宅からは騒音や安全性の問題を危惧する声が多く、マンションや駐車場等のそばに設置することでようやく決定した」と話す。「周回バスの運行により、住民の行動範囲も広がるのでは」と期待を寄せるのは、リーダーの鈴木清文さん。利用実績により、本格運行の可否を判断するため、「できるだけ多くの方にご利用いただきたい」と同会は呼びかける。
試験運行は12月1日〜2月29日が相鉄バス、2月1日〜4月30日が神奈中バスの運行となる予定。ルート等の概要が分かる案内は緑園地区に全戸配布されるほか、近隣地区でも回覧される。
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