走って登って跳ぶ。なめらかな一連の動きを行う運動方法として注目を集めている「パルクール」を広めようと、和泉中央北在住の今野聖(たかし)さん(34)が地蔵原の水辺でトレーニングしている。
パルクールはフランス発祥のスポーツ。走る、跳ぶ、這う、滑る、登るなどの動きと、さらに回る、転がる、乗る、ぶら下がるなど複合的な動きを入れて陸地のあらゆる場所で行うことができる。テレビやインターネットなどで若者を中心に広まっている。
今野さんは秋田県出身。地元の高校を卒業後防衛大へ進学。自衛官になり、全国を転勤しながら勤務していた。5年前にテレビでパルクールと出会い、「身体を使った自由な動きのしなやかさに魅了された」。仙台市でパルクールを本格的に習得し、パルクールをより多くの人に広めようと、自衛官を退官。昨年秋に泉区へ越してきた。
「自分自身と向き合うこと」
現在は週に3〜4日ほど地蔵原の水辺でトレーニングを行う傍ら、教室も開講している。パルクールは「道のない場所を道にすることができる。自分自身と向き合うこともできる」と話す。
今野さんは、「もっと多くの人に知ってもらい、国内でパルクールをやる人が増えたらいい」と話す。
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