大矢養鶏(和泉町)
市内品評会で最優秀賞
餌にこだわり「見た目よく」
3月28日
高齢化が進むいちょう団地地区で、買い物支援を目的とした移動販売がスタートした。主催の同地区社協や株式会社ローソン、地域活動支援センターらが連携した取り組みで、毎週第1・3木曜日の午前11時から団地内の4カ所を回り、食料品等を販売する。
移動販売の開始を記念して8月5日には、いちょう団地の上飯田集会所で出発式を開催。各関係者や深川敦子泉区長らによるテープカットが行われた後、販売車の出発を全員で見送った。
泉区と大和市に跨る県営いちょう団地。高齢化率が43・1%と高く、以前から課題として上がっていたのが買い物の不便さだ。
大和市側にスーパーなどはあるものの、バスの乗り換え等が必要なことから、高齢者にとってはハードルが高い。加えてコロナ禍で外出がしづらい状況が続いていることから、住人からは自宅近くで買い物ができる移動販売車を求める声が多く上がっていた。
こうした状況を踏まえ、社協が中心となり計画したのが今回の移動販売。今年6月頃から企業や団体等に協力を募り、株式会社ローソンと障害者地域作業所型の地域活動支援センター「スコップ上飯田」がこれを快諾。それぞれ食料品や日用生活品など約200〜300種類の商品と、地元野菜や総菜等の販売が決まった。
株式会社ローソン神奈川東支店の小島伸也支店長によると横浜市と協定を結んだ移動販売の実施は3例目。「ただ商品を売るだけでなく見守りの視点を大切にしながら、地域の皆さんと連携していきたい」と話した。同社協の深山武志会長は「試験実施等を経てようやく本格始動できた。住民、社協、企業や施設がつながり、それぞれが主体となれるような地域づくりを行ってきたい」と語った。
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