登下校中の交通事故傷害保険付き「黄色いワッペン」。小学校の新1年生を対象に、市内公立、私立全377校に約3万枚が配付された。
配布したのは、横浜市長や市交通安全協会会長、県警察本部長らで構成される横浜市交通安全対策協議会で、例年、銀行や保険会社の4社から寄贈されている。
ワッペンには、登下校中に交通事故に遭い、死亡または後遺障害が残った場合を対象とする傷害保険が付いており、保険金額は50万円(最高限度額)となっている。
昨年、市内の交通事故死者数は36人で、そのうち小学生は1人。市道路局交通安全・自転車政策課によると、市内の小学生の事故は登校時よりも下校時の方が多いという。同課では、地域による見守りの重要性を指摘していた。
黄色いワッペンを寄贈したのは、みずほフィナンシャルグループと損害保険ジャパン、明治安田生命保険、第一生命保険の4社。1965年に旧富士銀行が創業85周年を記念して新入学生に「交通安全腕章」を贈ったのがはじまり。ワッペンは日本全国の小学校の新1年生に配布されている。
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