泉区福祉活動拠点(泉ふれあいホーム)で10月19日、ガイドボランティア養成講座が開かれ、約20人が参加した。
ガイドボランティアとは障がいがある人の通院や福祉施設への通所、通学のほか、買い物など外出に付き添って見守りなどの支援をするボランティア。この日は「障がい児者の将来を考える会 泉の会」の伊藤里香さんと、知的障がいのある息子の里桜さんが講師となって、疑似体験などを通じて障がい者への理解を深めた。
疑似体験ではビニール手袋の上から軍手をつけた状態で折り紙に挑戦。参加者が苦戦しながら作業を終えると、里香さんは「もどかしくてイライラしたと思います。障がいがある人もおそらく私たちが想像できないところでうまくいかないことがあり、苦しいことがあるはず」と話した。
講座では里桜さんからボランティアへの日頃の思いも語られ「おでかけによって、自分で決めることやできることが増えてきた。不安も少し減った」と感謝を口にした。
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