野毛山動物園(西区)で10月31日、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに載っていて絶滅が危惧されている「グレビーシマウマ」のオスの赤ちゃんが、29年ぶりに誕生した。
同園によると、10月31日現在でグレビーシマウマの国内飼育頭数は16頭のみ。他のシマウマに比べ、丸く大きな耳、房の少ない尾、腰から尾にかけて1本の太い縦じまが特徴。野生のウマの仲間では最も大きく、体長3m、体重400kgになるという。一般公開日は未定だが、寝室から展示場へ出る練習を始めており、運が良ければ、見られる場合もあるという。
父・ラッキーと母・ココロの元に誕生したシマウマの赤ちゃん。父と母の誕生から見守っているというファンからも祝福が寄せられている。
同園は「親子が安心して、展示場で過ごせるようになるまで、どうぞ静かに温かく見守ってください。公式SNSでは『しましま便』として赤ちゃんの様子を不定期でお届けしています」と話している。
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