国立病院機構 横浜医療センター(宇治原誠院長)は、能登半島地震で被災した石川県からDMAT(災害派遣医療チーム)派遣要請を受け、1月21日から24日にかけ被災地で活動する医師らを派遣した。19日には同センターで壮行会を行った。
DMATは大規模災害時に被災地に駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チーム。今回は医師2人、看護師2人、業務調整員1人が出動。救急車型と乗用車型のドクターカー2台で20日早朝に出発し、25日に帰着する予定だ。
派遣先は石川県七尾市に設置された能登中部保健医療福祉調整本部。隊長を務める副救命救急センター長の大塚剛医師は「現地での役割は本部業務や診療、搬送業務と多岐に渡る。初めて災害地で活動するメンバーもいるが、後進の育成を兼ねて大義を尽くしたい」と話した。
宇治原誠院長は「無理はせず、安全に業務に励んでほしい。皆さんの経験が病院にとって財産になる」と隊員にエールを送った。
神奈川県では35の災害拠点病院を神奈川DMAT指定病院とする。厚生労働省からの派遣要請で現在、6次隊として18日から2月4日まで15チームを追加派遣する。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>